鍼灸学校に入学するとはり実技の授業があります。
一年生の最初はいきなり人体にはしません。
まず鍼枕(はりまくら)へ鍼を打つ練習をひたすらおこないます。
Aの部分が最も柔らかく、B→C→Dの順で硬くなっていきます。皮膚、筋肉の状態は千差万別なのでどんな状況にも対応せねばなりません。その為の練習が「はりまくら」打ちです。
そして、刺し方もいろいろあります。
基本的な「直刺」
斜に刺す「斜刺」
皮膚とほぼ平行に刺す「横刺」
これでしっかりと練習をしてから人体への刺鍼に移ります。
以上、はりまくらを用いた直刺・斜刺・横刺の刺入方法でした。