何故兵鍼は基礎にこだわるのか

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ひょっとして、このブログを読んでくださっている方の中にはこれから鍼灸を学んでみようかなって思われている方もいらっしゃるかもしれません。

兵庫鍼灸専門学校に通っている学生さんたちが、他の鍼灸学校でなく、本校を選んだのは何故なんでしょうね。

皆さん、何らかの形で鍼灸に興味を持たれたり、魅力を感じられたわけですね。

最近、特にテレビなどで東洋医学として鍼灸が取り上げられているように思えます。

顔のむくみをとり小顔にする美容鍼灸、アメリカの海軍で取り入れている腰痛を改善する耳鍼、アフリカで肺結核などの感染症の治療・予防に用いられているお灸など、様々な形で取り上げられています。

これまでも、アスリートのパーソナルメディカルトレーナーとして鍼灸師が脚光を浴びること多く、ダイエットブームの折は痩身鍼などの独特の名称も生まれたりしています。

鍼灸学校の中には、美容鍼灸、スポーツ鍼灸などの学科やコースを設け、いろいろな特色づけをされています。学生さんに興味を持ってもらい、学校を選んでもらうという方法としては全く間違ったことでもないですね。

兵鍼でも考えました。

でも、元々の設立母体である兵庫県鍼灸師会の会員の皆様が仰います「鍼灸学校の中であれやこれや教えると時間が足らなくなって『二兎追う者は一兎も得ず』になりますよ。」と。

実際のところ、先に美容やスポーツ理論をしっかりと学んだ人が併せて1から鍼灸をしっかり学ぶからその分野で成功していますし、鍼灸をしっかり学んだ人が美容やスポーツ学を学ぶから、成果が表れるということを、身を持って示していらっしゃる会員さんが沢山いらっしゃいます。

入学前にエステシャンをしていた方が、本校で鍼灸を学び美容業界でさらに成功していたり、入学前にアスリートや競技者として活躍していた人が、本校で鍼灸を学びスポーツトレーナーとして活躍しています。

また、本校で実技授業を担当するベテランの鍼灸師は、ご自分の治療所でプロ野球の選手や大相撲の力士を治療して来られています。

こうしたことからもわかるように、鍼灸技術と理論を基礎からしっかりと身に着けていけば、人の体の異常を正常に戻し、バランスをとることで人間本来のもつ力を十分に働かせることができるようになるわけです。

ですから、あえて兵庫鍼灸専門学校では分野を限ったコース設定はせずに来ました。

それよりも、確実で堅実な、基本に忠実な鍼灸技術と理論を身に着けることに時間を割き、患者さんの状態に合わせて、応用が利かせることのできる臨床力を培うことに重きを置くのです。

兵庫鍼灸専門学校の B(特化)コースで学ぶのはA(標準)コースの教育内容に加えて臨床に即したはり・きゅうの適応症鑑別、実技(特殊鍼法)、スポーツ鍼灸、漢方概論などより臨床の現場に近いものを学びます。

しかも、実技授業で教鞭を採るのは鍼灸臨床暦40年をもつベテランの現役鍼灸師。臨床実習に加え、校内での実技指導でも臨床現場に即した内容の授業が展開されます。

鍼灸だけでも、これからの高齢化社会、多様化社会の中で人々の健康を支える大きな力があることはWHOや社会が認めているところです。ならば、本物の臨床力を持った鍼灸師を育てることが兵庫鍼灸専門学校の責務であると考えるわけです。

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