鍼灸師としての成功

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私は鍼灸師ではありません。

ただ、傍でたくさんの鍼灸師の先生、学生を見てきましたし、大した経験ではありませんが継続してビジネス書を読んだりしています。

それを通して、鍼灸師(治療家)としての成功の姿とはどんなものなのか考えてみました。
※鍼灸院経営とかビジネス的な考えは抜いています。それはまたの機会に

成功までの道のり

あなたが学校を卒業後、治療者として独り立ちして、治療を始めます。
自営か、勤務かは関係ないと思います。

まずは、最初の一人目の患者さんからの、スタートです。

あなたが鍼灸師の資格を取ったということで、知り合いの方からの紹介で、体験治療に興味を持たれ、訪れてくださいました。

鍼灸体験治療に「注意」を惹かれ、「関心」をもってもらえたわけです。

この体験治療を通じて「試用」もらえて、鍼灸を知ってもらえる。

鍼灸治療効果の実際「認知」も、この体験によって経験として持って下さる。

患者さんの(症状の緩和) 「欲求」 は、この治療で満たされますよ。

継続でさらに好転するはずですと伝えて、「記憶」してもらえます。

もちろん、他の治療院、治療方法もあるので「比較」や「検討」もされることでしょう。

そして、治療者がどんな人物なのか、「検索」をすることも多いです。

紹介者や知人、他の患者さんに聞かれることもありますね。

紹介者や周りの人の言葉に加え、治療後のアフターフォローで、『この治療が、私の希望(症状の改善)をかなえるものだ』という「確信」後押しをしていきます。

継続して来院してもらえるように 治療計画、症状の好転状態を説明し、継続治療に入ります。

その途中でも状態説明、治療計画の修正なども伝え、継続して通院「行動」してもらいます。

そして、一つの症状の緩和が完了するまでに、患者さんとの信頼関係を深いものにします。

患者さんに関する情報を問診票以外に会話からも収集し、患者さんの健康を願ってお話をする。

患者さんから質問を引き出し、それに回答するとともに信頼関係を築いていきます。

こうしたことを繰り返していくうちに、患者さんは鍼灸の治療法、東洋医学の考え方にも触れ、理解が深まりますし、治療科としてのあなたにも信頼を寄せて下さるようになり自分の別の健康上の悩みの相談や、家族の健康相談、知人の健康相談など、継続診療や新規患者さんの紹介などもしてくださることでしょう。

治療効果に納得してもらえれば、日常の会話の中で鍼灸治療の話題にもなるでしょうし、

一緒に通院している患者さんと、よかったことを「共有」してくださいます。

「ああ~、やっぱりあの先生に治療してもらってよかった」と、「確信」に変わることでしょう。

そして、「よし、健康のことで何か相談あるならあの先生」と全幅の信頼を寄せていただけることでしょう。

ひょっとすると、「あなたのような鍼灸師を目指したい」という方も出てくるかもしれません。

こういう関係になれば、治療効果はさらに上がり、治療院、治療家の知名度はさらに上がることでしょう。

この姿は一つの鍼灸師としての成功例ではないでしょうか。

※「」の用語はマーケティングのビジネス用語として登場します。

そういう治療家になるために必要なことは

1.鍼灸治療の技術力をつける。

2.鍼灸医療にかける情熱。

3.人として信頼に値する人間性をもつこと

などが考えられます。

鍼灸治療の技術力は、

最低限のレベルまでは国家試験という資格である限り、どこの鍼灸学校でも学ぶことができるでしょう。

学校によっては、鍼灸の療法を使って、美容やスポーツ分野に活かすことを学べるカリキュラムを用意しているところもあります。

鍼灸の神髄を学ぶことを中心にした学校もあります。

多くの鍼灸学校では、3年間で、国が定めた内容をこなし、

国家試験を受験する資格を取得するためのカリキュラムを組み、その限られた時間の中に様々な特色のあるカリキュラムを入れ込んでいるわけです。

お医者さんになるための大学医学部の例を見ても明らかなように、学校教育だけで臨床現場で患者さんの要求に100%応えるだけの技能、力量をつけることは難しいですね。

患者さんからの要求にこたえるためにも卒業後も自己研鑽は継続しなければなりません。

これは、独力でもできるものですが、優れた先輩に教えを請える環境。

同等なレベルの同輩間で情報交換ができる環境。

そういう環境に身を置くことができれば、鍼灸技量を早く伸ばすことは可能でしょう。

鍼灸学校の同窓会組織、支援業団組織なども大切なのです。

鍼灸医療にかける情熱

医術というのは病気を治すのでなく、病気になった人を診てその症状を緩和、完治させるためのもの。

「病気を診るな人を診ろ」というのが今の医療人に求められること。

病気の研究や原因究明に関しては、大学や研究機関に任せておかねばなりませんが、長い歴史のもと鍼灸を医学として培った土壌が日本にはあります。

現代医学(西洋医学)では、治療方法が見つからない病気にも効果があるとされる東洋医学の中の鍼灸ですから、人の健康を維持改善するという情熱を傾ける医療人として自覚しなければ患者さんにも受け入れてもらえなくなることでしょう。

人々の健康を維持改善するために的確な診断ができ、鍼灸が適応できるか否か、適応疾患を確実に治療する力があると同時に、適応できないときは他の医療機関に的確に移ってもらうという判断力もつけなければなりません。

どんな病気でも鍼灸で治りますよなどもってのほかなのです。

人として信頼にあたいする人間性

信頼関係というものは一朝一夕でできるものではありませんが、人は自分のことを分ってくれるわかろうとしてくれる人には心を開くものです。

治療者として、患者さんのことを第1に考え、できることは全力で行うという姿勢、患者さんのことを知るための努力は患者さんとの信頼関係を築くためには必要です。

学校の授業の中に、信頼関係の築き方、人間の理解の仕方など、心理学やコミュニケーション学など組み入れられているケースも多いですが、学問としてではなく、社会で通用するワークなどが行われていることが望ましいです。

ビジネスの世界でも、トップビジネスマンなどが学ぶ「人間行動心理学」に基づいたワークショップなどは非常に参考になるのではないかと思います。

鍼灸学校でもそうしたことを教えてくれるような学校があればおすすめですね。

学校も含め

1.鍼灸治療の技術力をつける。

2.鍼灸医療にかける情熱。

3.人として信頼に値する人間性をもつこと

の3つをスピードアップして身に付けることができれば鍼灸治療人として成功すると思うのですがいかがでしょう。

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